生きることへの情味を見出そう
天風には
「つねに、自分の生活の中から”生きることへの情味”を見出そう」
ということばがあります。
私は、その”情味”という意味が具体的になかなかつかめなかったのですが・・・
最近やっと分かってきました。
このことばは、緑の誦句集の最後の方にでてきます。
”生きることへの情味”、というのは
日常の人生生活の中にある”感謝のネタ、楽しむネタ”
という意味です。
天風じしんの講話の記録の中にも、それを説明したことばがあります。
それをここに記しておきましょう。
「自分の生活の中に、楽しいこと、面白いこと、愉快なこと、スイートだと
思えることが、かなりたくさん見つけ出せる。
値段の安い食べ物でも、それを感謝し、ありがたい!と思えば、
その食べ物に大きな価値がうまれ、自分の心に感激さえ生まれてくる。
それが情味である。」
「現代の人々は、生活を、つらい、悲しい、悩ましい方面からのみ見ている。
そして、なにか刺激のつよいものでないと、感激しない。それでは、情味は味わえない。
つらいときは、それをつらいと思わない方向から、考え直してみる。
そこに情味が生まれてくる」
「情味は、苦しみ、貧しさのなかにこそある。
物質的な豊かさばかり追求すると、情味はでてこない。
そこには真の幸福はうまれてこない。」
「
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