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夢と現実


2016.11.14

夢と現実の交錯したものが、人生のすがたです。
私たちは、めざめているときも、なんらかの夢をもち、眠っているときも、
ある現実的な感覚をもっています。
昼間、たしかにめざめているつもりであったのに、
ある時間内のことは、ハッキリ意識していないということがあります。
それは、夢をみていたときのように、非論理的で、確実性を欠いています。

また逆に、夜、たしかに眠っていたはずなのに、夢の中で、きわめて論理的で
確実な思考をおこなっていた、ということもあります。

これらの事実を基にして考えると、
現実にそわない夢もないし、夢のない現実もありえないということになります。

しかし、現実に存在する問題は、現実に対する正しい理解と実行によってのみ
解決しうるものです。
つまり、漠然とした夢のようなもので、現実は解決がつかないのです。

天風が発明した心身統一法なるものは、
人生幸福という現実的な目的にむかって
創作された幾何学です。
また、天風式の集中と瞑想なるものは、
人間の意識の改革に対して
宇宙の摂理を微分化した、一連の方程式です。

正しい人生建設は、
なによりも自分の生命の中に存在する”自然”を霊性によって
正しくつかむことによって、はじまるものです。
人間は、自然のなかに自然のちからによって、その命を
生かされております。
哲学的にいうと、人の命のふるさとは自然です。
これを科学的に言うと、
人の命のエレメントはすべて自然からきているということです。

人間の生命力は、けっきょく自然の力を
心身に均等にゆきわたらせることによって、
充実するのです。

以前に引用したインド哲学の
「行ずることによって、自らを正しく救うことになる」
という言葉の意味を考えると、上に述べたようなことになるかと、
思います。




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