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仮我と実我について


3月14日

先日、坂本欣也氏が、ひとつの興味深い図表をつくって、私に示されました。
それは、境地と意識の関連を図表化されたものです。

それで、私はいろいろ考えて、天風哲学のひとつの人間観がここにある
と思いました。
つまり、人の心の境地と意識をどう説明したらよいか、ということです。

人はいろいろな境地を体験します。
その主たるものを天風は「仮我」と「実我」と分けられました。

天風は、意識を「顕在意識」と「潜在意識」とに分けられましたが、これは常識となっています。

仮我の境地とは、ふつう私たちが生きている境地です。
仮我には、順動仮我と逆動仮我があります。

順動仮我とは、積極的な気持ちで生きている場合の境地です。
順動仮我のとき、顕在意識も潜在意識も順調に働いている。
つまり、潜在意識の中にある民族の知恵も、人類の知恵も、さらに宇宙霊(=神)
の叡智も働いている。

逆動仮我のときも、顕在意識も潜在意識も動いているが、意識は順調に働いていない。
顕在意識は混濁していて、潜在意識の中の上層部の消極的な要素が主として働き、
深いところにある知恵は働いてこない。ましてや宇宙霊の叡智は出てこない。

実我の境地には、無意実我と有意実我の2種類があります。
無意実我の境地とは、よく眠っているときとか、気絶している場合ですから、
顕在意識は完全に消えてありません。しかし、潜在意識は動いています。

有意実我の境地とは、瞑想の状態ですから、
顕在意識も潜在意識もはっきりと働いています。しかも意識ぜんたいが明澄ですから、
潜在意識の深いところにある宇宙霊の叡智までが働いてくるのです。

このような考察が、なにを意味するかといえば、
天風式の瞑想を行えば、有意実我の境地に達するということであり、
潜在意識の奥にある神の叡智が動いてくるということです。
したがって、瞑想を正しく行えば、いいアイディアが浮かび、
精神的にも健康になり、さらに肉体的な健康もえられる、ということになります。













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