悩みがあってもいい 2014.6.12
悩みがあっても、悲観しない。
雑念がおこっても、心配しない。
ひたすら瞑想と自己暗示の誦句を
となえていればいい。
悩みは消えていきます。
雑念も消えていきます。(でも、また浮かんでくる)
天風先生でも
「悟りを開いたあとの、悩みの方が前より
大きかったのですよ」
と述懐されたことがある。
もっとも先生の悩みは
「自分の弟子の中に、教えを真剣に実践しない人が
いる」と知ったときの悔しさでした。
レベルの高い悩みで、ふつうの個人的な悩みでは
ありませんでしたが。
それでも・・・悩みは悩みです。
この仮の現象世界に生きている限り、
悩みがすっかりなくなると
いうことはないのですね。
雑念も時に心にうかんでくる。
「事あるも事なきがごとく、心は
春の海のごとくあらん」
というのが、天風の教えです。
これを仏教のほうでは、
「煩悩即菩提(ぼんのう・そく・ぼだい)」
と言っています。
「煩悩」とは「悩み」
「即」とは「同時に」
「菩提」とは、この場合「悟り」
です。
煩悩即菩提とは、「悩みがあってもいい、そのまま
悟りましょう」ということ。
なんとかいう有名なマンガに、
「それでいいのだ!」を連発する
愉快な主人公がいます。
藤子不二雄?でしたか?
マンガもバカにはできません。
煩悩即菩提を「それでいいのだ!」と
訳しているのです。
少し大きい文字
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