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緑の誦句・現代訳2014.12.5


五感をみがく     (誦句)

より完全な人生に生きんとするなら、
まず五官の感覚をみがくことだ。
それが認識力を高める第一歩となる。

五感が完全になれば、
自分の心を正確に思い通りにすることができる。
そして、立派な人生を築く、すぐれた技術者となれる。

五感をみがくことは、
宝石をみがいて、光あらしめるのと同じだ。
だから私は、日常生活の中で、一刻一刻、
感覚をみがくことに
ひたすら精進、努力しよう。

(緑の誦句集「官能の啓発」の現代訳)

五感を研く練習を、天風先生は力を入れて指導された。
私も「見る」感覚をみがく訓練をうけたことがあります。
また、「聞く」力をのばすために、腕時計をなるべく遠くにおいて、
その音を聞く練習をしました。

天風先生は
「平素、いいかげんな気持ちで見たり聞いたりしないよう心がけなさい。
そして、見る力、聞く力をのばすような練習を自分で工夫しなさい」
と言われたものです。

それで・・・私が工夫したのが・・・
見る力を伸ばすために、絵をえがくことでした。はじめはカンタンなスケッチをやりました。
しだいに色もつけるようになり。今はアクリル水彩画をやっています。
絵をかくとき、だれでも一所懸命えがく対象を見るものです。
ですから、確実に見る力がのびるはずです。

絵のほかに書道もいいです。
臨書するとき、真剣にお手本を見ますから。
また、自分の書いた字もよく見ます。
写真をとるのもいい。被写体とか構図をしっかり見ますから。
あらゆるビジュアル・アートは「見る」感覚を高めます。

天風先生も、南宋画をかいたり、墨で揮毫されたり、写経もされました。
とても楽しんでおられたようです。そのようにして、見る感覚を研かれたにちがいありません。

「聞く」感覚をみがくには、音楽です。
歌の上手な人は、聞く力があります。
歌の練習はすぐにできます。
ただ、人に褒められように上手になろう、などと考えてはいけません。
ひとりで好きな歌をよく聞き、まねして歌うことを楽しむのがいい、と思います。

楽器をかなでるのは、さらにいいでしょう。微妙な音やリズムを聞く力が出てくるにちがいありません。






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