ラーマクリシュナの瞑想 2015.5.27
さいきんイーメールをいただいた方への感想を書きます。
ラーマクリシュナの瞑想のひとつは「自分の好きな神や仏を想像してマントラをよむ」ことです、といわれます。
(ラーマクリシュナというのは、インド・ヨーガの有名な聖者で、名文家です)
しかし「マントラ(真言)をよむ」というのは、自己暗示の一種で、瞑想ではありません。
ラーマクリシュナの瞑想のもうひとつは、
「形なき神を想像して瞑想する」といわれます。
これも正しい瞑想ではありません。神を想像するのは、想像、もしくは空想です。
正しい瞑想は「心を静かにして、なにも考えない状態にはいる」ことです。
そのとき自分の心が神とひとつになれるのです。
瞑想によって「神を悟る」ことが可能になります。
「自分のグル」ということ―――
人はだれでも自分のグル(導師)をもとめます。
生きているグルに出会うことは、人生最大の幸運(しあわせ)でしょう。
しかし、いまは亡き人でも、<偉大な真理をといてくれる魂の導き手>というものが存在します。
たとえば、孟子は、自分より180年も前に生れた孔子を、自分の魂の導き手とみとめました。
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